自分で取り付ける火災報知器


煙感知方式には 光電式 と イオン化式 があります。

光電式
 
このタイプは、火災報知器の中に入る煙の粒子によって、光が乱反射することを利用し、火災の発生(煙の発生)を検知する方式です。

イオン化式
 
このタイプは、通常、微量の放射性物質(アメリシウム241)が空気を電離させ火災報知器内に電流を流しています。
 火災報知器の中に入る煙の粒子によって、電流が減少することを利用し、火災の発生(煙の発生)を検知する方式です。


設置との関係
 
煙感知方式の火災報知器は、光電式が推奨されています。
 
消防法では、
同一階に5室以上ある階の廊下については光電式住宅用火災警報器又はイオン化式住宅用火災警報器を用い、これ以外の部分については、光電式住宅用火災警報器を用いること。
 となっています。

*本サイトに掲載している製品は全て光電式です。


熱感知方式には 差動式 と 定温式 があります。

差動式
 このタイプは、熱により空気が膨張することを利用し、急な温度変化を感知する方式です。

定温式
 このタイプは、熱により金属が膨張することを利用し、一定の温度以上への温度変化を感知する方式です。


鑑住番号 とは?

製品カタログに、” 型式番号 鑑住第○~○号 ” が記載されたものがあります。
これは、日本消防検定協会が該当製品を試験し、省令等の規格に適合したものに付けられた番号です。



自己復旧機能 とは?

煙がなくなったり(煙式)、温度が下がったり(熱式)すると自動的に警報が停止し、復旧する機能のことです。


自動試験機能  とは?

本体が故障したことを自動的に報知する試験機能のことです。


煙感知性能 とは?

感知器等規格省令第17条第2項に定義されている煙式火災報知器の感知性能のことです。

(下記 抜粋)*************************************************************
第17条  前条第1項の規定は、光電式スポット型感知器の蓄積時間及び公称蓄積時間について準用する。
 光電式スポット型感知器の感度は、その有する種別及び公称蓄積時間に応じ、K、V、T及びtの値を次の表のように定めた場合、次に定める試験に合格するものでなければならない。
種別
1種 5 20以上40以下 30 5
2種 10
3種 15


  注 Kは、公称作動濃度であり、減光率で示す。この場合において、減光率は、光源を色温度2800度の白熱電球とし、受光部を視感度に近いものとして測定する。
(1)  作動試験1メートル当たりの減光率1.5Kの濃度の煙を含む風速Vセンチメートル毎秒の気流に投入したとき、非蓄積型のものにあつてはT秒以内で火災信号を発信し、蓄積型のものにあつてはT秒以内で感知した後、公称蓄積時間より5秒短い時間以上、5秒長い時間以内で火災信号を発信すること。
(2)  不作動試験1メートル当たりの減光率0.5Kの濃度の煙を含む風速Vセンチメートル毎秒の気流に投入したとき、t分以内で作動しないこと。


移報接点とは

移報接点とは,他の場所に設置してある機器(アラームなど)へ 信号を送信するために設けられている火災報知器内の端子のこと。


dB デシベルとは

デシベル(dB)とは、音の大きさを表す単位のこと。
(最小の音に対して何倍の音であるかを対数で表したもの。)

(音の大きさの例)
木の葉がゆらぐ音 20dB
普通の会話の音 60dB
電話のベル 70dB
地下鉄の車内 80dB
工場の大きな騒音 100dB
ジェット機の騒音 120dB


リチウム電池とは

マイナス極に金属リチウムを使用している電池で、以下の様な特性があります。

①電圧が高い(約3V)。
②長期間にわたって電圧が安定していて高寿命。
③温度に影響を受けにくい。

 リチウム電池を使用している火災報知器の廃棄は、取り扱い説明書に記載されている手順に従う必要があります。



アルカリ電池とは

マイナス極に亜鉛、プラス極に二酸化マンガンを使用している電池で、電解質がアルカリ性の電池です。
マンガン電池に比べ長時間(5-10倍)に渡り大きな電流を流すことが出来ます。



フラットレスポンス機能とは

ホーチキ株式会社が開発した煙感知方式における火災の早期検出技術。煙の種類の違いによる感度低下のばらつきを低減。

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